News Release
ニュースリリース

2009.03.03

客席照明にLEDを全面採用!
マクドナルド「港北ニュータウン中川店」(横浜市)が、
環境省「省エネ照明デザインモデル事業」に選出!

日本マクドナルド株式会社〔本社:東京都新宿区、代表取締役会長兼社長兼CEO:原田泳幸〕では、環境省が推進する「平成20年度 省エネ照明デザインモデル事業」(※)に応募し、その結果、店舗におけるCO2削減への取り組みの一環としてLED照明を全面的に採用したマクドナルド「港北ニュータウン中川店」(横浜市)が選出されましたのでお知らせいたします。
2009年2月28日(土)より改装オープンした同店舗では、マクドナルド店舗としては初となる、客席照明(1階・2階)全てをLEDへ切り替えること、そして省エネタイプの空調設備などを組み合わせることにより、改装前と改装後の比較で、年間約21.5%・約28トンのCO2削減効果を見込んでいます。

マクドナルドでは、最新の省エネ調理機器の開発・導入や、店舗照明の電圧制御、電気使用量のモニタリングなど省エネ対策を積極的に実行し、店舗当たりのCO2排出量の削減を実現してきました。さらに最近は、客席の照明設計による省エネについても実験的に効果測定を始めており、このたびの「港北ニュータウン中川店」の改装プランが公募条件に合致することから、環境省の「省エネ照明デザインモデル事業」に応募いたしました。

「港北ニュータウン中川店」は、客席数134席の2階建て路面店で、同モデル事業に選出された後、専門家の協力を得て今年2月に改装を行いました。改装では、1階・2階客席部分の全ての照明と外部看板の照明を、同じ明るさを保ちながらも消費電力が小さくかつ長寿命であるLEDに切り替えました。また、LEDは発熱量が少なく、冷房などの室内空調への負荷が軽減されるため、より空調効率の高い省エネタイプの空調にあわせて変更することで、更なる消費電力・CO2排出量削減を図っております。LED照明を利用した暖かみのある店舗イメージを十分考慮して店舗デザイン設計をいたしました。
客席照明を全てLEDに変更することに加え、店内イメージを一新する新たなデザインコンセプトを採用したことが評価のポイントとなり、同店舗が「省エネ照明デザインモデル事業」に選出されました。

当社では政府の推進する「チーム・マイナス6%」に参加し、「1人、1日、1kg CO2削減」応援キャンペーンなど、お客様や従業員のエコ意識を高める環境コミュニケーション活動を積極的に展開しています。今後も企業責任として、環境への取り組みを続けてまいります。

※環境省「平成20年度 省エネ照明デザインモデル事業」とは、省エネ照明の導入を通じてCO2排出量の削減を加速させるために、省エネ照明を率先して導入しようとする商業施設や店舗などを対象に公募し、全国に広く普及し得る省エネ照明導入の取り組みモデルを確立していくことを目的とした事業です。
(参考URL)http://shoene-shomei.jp/model/index.html

【マクドナルド「港北ニュータウン中川店」の改装概要】
■主な改装内容と、消費電力・CO2排出量削減見込み
改装内容 消費電力 CO2排出量
LED照明導入
店内客席(1階・2階)の照明全てと
外部看板の照明をLEDに切り替え
約44.5%削減 約14%(約18.24トン)削減
空調変更
より空調効率の高い省エネタイプの
空調に変更
約30.0%削減 約7.5%(約9.84トン)削減

改装前の港北ニュータウン中川店(左)と改装後の同店(右)

改装前の港北ニュータウン中川店(左)と改装後の同店(右)

【店舗概要】
店舗名 マクドナルド「港北ニュータウン中川店」
住所 神奈川県横浜市都筑区牛久保2-21-12
営業時間 24時間営業
客席数 134席
改装オープン日 2009年2月28日(土)
【ご参考】 マクドナルドのエコロジー活動
マクドナルドでは、地球温暖化防止対策、廃棄物・容器包装類対策を中心に、エコロジー活動に積極的に取り組んでいます。
地球温暖化防止対策としては、最新の省エネ調理機器の開発・導入や、店舗照明のコントロール、電気使用量のモニタリングなどを実行しており、廃棄物・容器包装類対策としては、ご注文いただいてから調理を開始するシステムによる食品ロス削減、ストロー袋のプラスチックから紙への変更、容器包装類の軽量化・素材変更、持ち帰り商品における簡易包装の導入などを実行しています。
その結果、京都議定書の基準年度である1990年と比較し、この5年間で1店舗当たり、約9.8%のCO2を削減しています。また、政府が推進する「チーム・マイナス6%」に協賛し、活動協力を行っています。